Yacco

・独学でワイヤーラッピングを開始
・2016 ジュエリーデザイナーに作品が認められる
・2017 IJT 国際宝飾展 (東京ビッグサイト)出展
・2017 グレース・ケリー展 大阪・名古屋・東京 への出品
・テレビ愛知 主催 ハンドメイド市場 出展
・三省堂書店 神保町いちのいち イベント参加
・クリエーターズマーケット 名古屋 出店
・その他 各種イベントに 出店販売中

ワイヤーラッピングに惚れた

ワイヤーアーティスト
~Yacco~(ヤッコ) です


≪石好き≫~~~~~~~~~~~~~~~~
幼少期より 道端に落ちている "きれいな石" を見つけては コレクション していました。
今から思えば 生まれながらにしての "石好き" だったのかもしれませんね。

小学校の 野外学習 で岐阜県の中津川市へ行った時に、河原で ぼんやりと 透き通っている きれいな小さな石 を見つけ、これは水晶だ!と しっかりと握りしめて持ち帰った思い出があります。
恐らく、水晶であったのでしょうが、今となってはその石も何処へやら、、、
岐阜県は 水晶 の他に トパーズ も産出するようなので、もしかしたら トパーズ だったのかもしれませんよね。

成人してからは、なかなか思うように 石集め も出来ず、天然石 などを 展示販売 する ミネラルショー などの各イベントをチラチラと覗きに行き、その度に "原石" や "タンブル" が増えていきました。
石のコレクションは膨大になり、レアストーンも収集し始めましたが、なにせ "石" ばかりなので アクセサリー として身に付ける訳にもいかず、折角良い石なのにもったいないな、何か良い方法は無いものか、といろいろと模索していました。

≪ワイヤーラッピングとの出会い≫~~~~~
そして、2008年頃 名古屋の とあるミネラルショー の会場で、シルバーワイヤー を使い、水晶ポイント を目の前で ラッピング し、ペンダントに仕上げて販売している外国人販売員に出会ったのです。
そのペンダントを作って欲しさに、六角柱の水晶の原石を一つ買って、目の前でスルスルとラッピングされていく様子に釘付けになりながら
こんなことが出来るんだ、と "ワイヤーラッピング" という技があることを初めて知りました。

この時ですね、【ワイヤーラッピングをしてみたい】と強く思ったのは。

それからは、ひたすら ワイヤーラッピング の教室を探し、本を探し、ネットで探し、、、
しかし、なかなか思うようにはいきませんでした。

よし、取り敢えず自分でやってみよう!
『成せば成る 成さねばならぬ 何事も』

とは言え、基本も何も、何が何だかさっぱりわからないまま、ホームセンターで 真鍮のワイヤー を探し、ネットで読んだ "0.6ミリ線" を買ってきて、手持ちの天然石の "丸っこいタンブル" を一つ取り出して、あのミネラルショーで見た外国人さんの技を思い出しながら、やってみた。
しかし、全くダメでした。



≪成せばなる≫~~~~~~~~~~~~~~
先ず、ワイヤーの太さはこれでいいものか、そして長さはどれくらいが適当なのか、
おそらく『基本』が全く整っていないので、良し悪しの判断も出来ない状態のままスタートしたという感じです。

『丸っこいタンブル』なんて、今から思えば無茶でした。
今でも『丸っこいタンブル』なんて "避けて通る" のに。
石を持ち、どうやってワイヤーを巻くか、固定するにはどうしたらいいのか。
"やってみる" を繰り返すが、その度に石はコロンと手からすり抜けて…の繰り返し。
しかし、嫌気がさすどころではなく、挑戦する心がどんどんと膨らんでいったのです。
ご飯も、お風呂も、テレビも、、、全く忘れて、
来る日も来る日もずーっと"ワイヤー"と、"石"のことばかりでした。

もう いい加減に "コツ" というものを見つけ出しても良さそうな頃、何も考えずに巻いたワイヤーがしっかりと石を掴んでいたのです!

ん?
ワイヤーを持った手を振ってみても、石はキッチリと掴まれています。
…留まってるのかな?
"石が留まる" って、こういうことなのか、と思いながら、再度手を振ってみる。
どうやら日々の努力が報われたようです。

『丸っこいタンブル』はしっかりとワイヤーに掴まれていたのです。


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つづく…

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